☆プラモデルで図解☆はやぶさ日記・歴史 本文へジャンプ
はやぶさ日記


はやぶさ君の帰還に合わせて作ったプラモデル。

完成したプラモデルで、

はやぶさ君の長い旅を紹介します。

といっても、プラモも、科学も

専門家ではないので、

その辺のご理解をお願いいたします。

感動するところを重点的に紹介。

☆プラモデル スペースクラフト No.01 1/32 惑星探査機 はやぶさを購入し組立て★塗装方法・画像・塗り方
はやぶさ君は2003年5月に
M-V5ロケットで打ち上げられました。

宇宙にでて、太陽パネルを広げました。

これで、模型のはやぶさ君の形になります。

感動ポイントその1

パネルを広げると、太陽の光で、イオンエンジンを動かす。

イオンエンジンというのは、はやぶさ君のおしりにある、4つの黒い丸部分に当たります。
感動ポイントその2

はやぶさ君はまっすぐイトカワに向かうわけではありません。

まず、1年時間をかけ、地球と同じ軌道に入り、

引力を利用したスイングバイで、小惑星の軌道に入る。

手をつないで、投げ飛ばすイメージ。
手をつなぐのも、正確な位置に来ないと手は届かない。
科学者たちはそれを計算し、線路があるわけでもないのに、イトカワを追いかける軌道に乗せるなんて素晴らしい!
飛ばされました!

行ってらっしゃい!

気をつけて!!

さて、はやぶさ君ですが、ここで感動ポイント3

はやぶさ君は、地球と交信をしながらすすむのですが、地球の交信には時差ができてしまう。

そのため、自分で考える力がある。

危険を感じたら、避けることも自分で考える。

しかし、命令には忠実。

ロボットのウォーリー君のようです。
2005年7月

イトカワが見えてきました。

このプラモデルを正確なサイズで見るにはこの角度ですね。
イトカワははやぶさに対し小さすぎるので。

イトカワを表面から観察し、地球に結果報告をします。

当初想像していたものと、かなり異なっていたイトカワ。

しばらく観察を続けます。
ミネルバちゃん

感動ポイント3

今回ニュースではやぶさの事を知った人はミネルバの存在を知らない方が多いと思います。

実物模型を直接見た私にとって、ミネルバはどうしても知っておいて欲しい。

はやぶさがイトカワに上陸するのは危険を伴う。
ということで、ミネルバが登場。

手のひらより大きいくらいのミネルバは、イトカワに降り、そこで表面を調べる予定であったが、イトカワに上陸失敗し、通信不能になってしまった探査機。

しかし、ミネルバ自体が故障していたわけではない。

ミネルバは、できる力を振り絞り、はやぶさのカラー写真を撮る事に成功したから。

画像の付近の写真を撮りました。

もっとゆっくり観察したかったね・・・。

2005年11月12日
2005年11月20日

はやぶさ君の最大のミッション

イトカワの石を採取する。

画像の←部分
3つの丸いのが、ターゲットマーカー

イトカワに落とし、それを目印に降下する。

ターゲットマーカーには88万人の署名が入っている。

そして降下したが、イトカワの地形にバウンドし、地球からの交信で上昇。
2005年11月26日

再降下

この辺ではやぶさ君の記憶があいまいになる

うまく成功たのか、していないのか

しかし、ここで故障が発生。

はやぶさ君は意識不明
その後、地球からの指令で上昇

しかし、意識不明中、30分もイトカワをベッドに寝ていたのだ。

世界初!30分も惑星に着陸!ということになる。

イトカワのベッドは、はやぶさ君のつかの間の休息・白昼夢だったのかもしれません。

上昇した後に試練があることも知らず・・・
2回の接触後、地球に向かうのですが、

26日後、燃料漏れ、エンジンも動かない。

ガスをふいて、どうにか地球と交信がスムーズに行くようになったが、

2005年12月8日 交信が途絶えた

そして、クルクル回りながら宇宙をさまよっているうちに3年に1度の、地球に帰るチャンスを逃してしまう。(軌道が違うため)

通信が途絶えたはやぶさと再通信ができるまで1月26日まで、必死の呼びかけ。はやぶさのわずかな電波を探す。そのおかげで、はやぶさとの通信が再開。 科学者の必死の呼びかけに感動!

帰還が3年先になってしまったため、その間はやぶさは体を温めたり、太陽パネルで充電を始めた。

2007年1月、収集したサンプルを、カプセルに移動させる
2007年2月 イオンエンジンをつける 好調
2007年4月 イオンエンジンの1つが故障
2009年11月 全てのイオンエンジンの調子が悪くなり、そこで4つのイオンエンジンの組み合わせを変えることにより、エンジンが動く事がわかり、地球への帰還を目指す。
2010年 地球への本格的な帰還を目指す。

地球の交信で全て計算をし、

2010年6月13日の帰還が決定した。
2010年6月13日

日本時間の夕方頃に、日本の上空に近いところを通過。

そして、カプセルを分離し、

オーストラリア上空で、はやぶさは流星になり、カプセルは地上に落下する。
感動というか・・・
涙 涙です!
パラシュートで、オーストラリアのウーメラ砂漠へ
2010年6月14日
カプセルの回収

17日に日本へ戻ってくる予定です。

(パラシュートに載ったのは中身だけで、周りのカプセルは別の位置に落下)
※2度のタッチダウン(はやぶさに着陸)部分は、いまいち曖昧です。
 2度目が30分着陸であっていると思うのですが。

パラシュートは手作り・オリジナルです。

参考にしたサイト
はやぶさ君の冒険日誌

http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/fun/adv/index.shtml

帰還後 更新されています。

JAXAサイト
http://www.isas.ac.jp/j/japan_s_history/chapter09/06/index.shtml

DVD
こちらは
JAXAの相模原キャンパスの売店か、
財団法人 宇宙科学振興会のネット販売
http://www.spss.or.jp/index.html
第12巻 『小惑星探査機「はやぶさ」の挑戦』

※第48回科学技術映像祭 文部科学大臣賞受賞(「はやぶさ」の大いなる挑戦!〜世界初の小惑星サンプルリターン)、WorldMediaFestibal 部門別銀賞受賞(祈り)
DVD(カラー56分)定価 3,000円(税込)